
#149
2013年05月07日

いつも片隅で見ていた
楽しそうに話す人々を
仲良く歩く人々を
私はそれほど上手に繋がれなくて
少し羨ましくも思った
淋しいとか退屈だとは思いはしなくて
ただ
誰かの幸せを遠くから見ていると
何故か少しだけ自分も
そうなった気がした
光りはどんな暗闇も
真っ直ぐに走り抜け
時に屈折したりもするけれど
やっぱり眩しくて暖かく感じる
もし誰かが深い闇の中で
光りを探しているとしたら
不器用な私にもいつか
この世界の片隅で
小さな幸せくらいなら
届ける事ができるでしょうか・・・
#148
2013年05月04日

何もかも曖昧なままでも
繋がってさえいれば
大丈夫だと思っていた
誰かの為に生きたり
誰かの事で傷ついたり
それを誰かのせいにしたりして
本当はいつか
言葉が無かったとしても
分かり合えると思ってた
自分の事を騙したり
自分の為に偽ってくれたり
それが優しさなんだと思ったりして
どんな時でもあなたは
僕の傍に居てくれるから
あなたの為に何か出来ること
探そうとするけど
この手の中に胸の中に
無力さが溢れて
ただ暗闇の中で彷徨うように
居場所を探していたよ
これからもあなたの傍で
幾つもの季節が流れて
たとえ傷付けても守れる何かを
あなたの為に見つけられたら