～Midnight　Letter～

例え

歪んで見えても

歩いて行ける

歩き方を間違ったとしても

生きては行ける

生きることを拒んでも

僅かな夢を観る

その僅かな光が

混沌の世界を渡らせる

手探りであっても

私は似ている

あなたに向けた視線は

銃口のごとく

心を強打する感情は

撃鉄のごとく

発せられた言葉は

弾丸のごとく

その鼓動を奪ってゆく

何が正しいかなんて

どうでも良かった

何が間違ってるかなんて

知りたくもなかった

私は私の信じた道を

ただそう感じた心で

生きて居たかったんだ

世界はそれを赦しはしないが

痛みの中で刻まれてゆく中で

いつしかそれを避けて歩むようになった

これは私じゃない

これは仕方のない事だと

在りはしない

もう一人の自分に問いかけては

逃れられない循環の波に

今日も漂っている

あなたと同じように