
002
2015年01月31日
どんな理由を考えたら
君の傍に居られたかな
きっとこう言うかな
理由なんて要らないんじゃない?
素直な感情ってやつは
確かに僕の中にもあるけど
胸の奥で居座っていて
表に出ること怖がっている
例えばストレートに投げたとして
もし君が打ち返さない時
勢いを失くした球は
茂みの中へ消えてしまって
僕らは立ちつくすんだろう
誰もが傷付かずに生きられる
そんな理想があるとしたら
それはきっとその先もずっと
痛みを知らない
傷付く事で広がる
まだ知らない本当の世界を
これからも君と
涙に滲んだ世界も
その手を離さずに
歩いて居たい
001
2015年01月29日

今以上の日常を想像出来なくて
これから先どうなるんだろうって
色んな事考え出しても
答えが無いのは知って居るんだ
今より無常を噛みしめて
ここより遠くへ行くんだろう
色んな人に出逢っても
応える事出来ないこと知ってるから
崩壊していく現実に
創造してゆく夢だけ観て
どんな世界で在っても
そこに君が居るなら
果たせない約束もある
届かない言葉に胸が詰まって
想像も出来ない
痛みと悲しみに触れたとしても
このまま君を愛して居るだろう
遠い過去にやきもきして
近付いてくる未来を拒んで行って
相殺する事の出来ない
矛盾と葛藤に打ちのめされても
変わらず君を愛し続けるだろう
#268
2015年01月26日

時間に追いつかれないように
がむしゃらに走る
痛みから逃げるように
がむしゃらに走る
崩れる足元から遠ざかるように
がむしゃらに走る
誰にも見つからないように
がむしゃらに走る
私が届かなかったモノから
私が見過ごしたモノから
私が怖れるモノ全てから
がむしゃらに
がむしゃらに