#175
2013年09月12日

夏の終わりは
失恋のように
僅かばかりの熱を残しながら
はしゃいだ時を思い出す
予告もなく降り出す雨は
こみ上げる涙に似ていて
防ぐ術もない
夜風の冷たさは
心の奥まで沁みこんで
僅かばかりの熱を奪おうとする
だからいっそう想うんだ
身を焦がすような
あの日に
あの季節に
もう一度
Posted by ひでめろ at 00:31│Comments(0)
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