
#228
2014年08月05日

心のない言葉を口にするたび
思い出が削れてく
そしていつか僕は
あなたの知らない僕になる
優しさから遠ざかるほど
ゆっくり心を閉ざしながら
やがていつか僕は
誰からも観えない僕になる
だから今は綺麗なままで
せめて今は記憶の中で
#227
2014年08月02日

何か理由を見つけていないと
もしもの時の言い訳に
自分を守る術がないと
そんな風に思いながら
どこかで何かを期待されてるような
少しの高揚感と反する気持ちが
中途半端な心に仕上げた
ちゃんと分かっているが口癖になり
いつの間にか自分が分からなくなった
それでも誰かと居る事で
自分を知る事が出来ていたのだろう
この視界から誰も居なくなるまでは
そして僕はまた呟くんだ
こうなる事は最初から
分かっていたのだと