
#195
2013年11月12日

歳を重ねるほど
恥じらいと言うモノが邪魔をして
今ではもう
本当は好きだった
互いの冷たくなった手をつなぐと
愛しさと切なさが体中を駆け巡り
不安と喜びが鼓動を揺らす
それが
この手とその手の間に集まって
ゆっくり静かに暖かくなっていく
だからもう一度
ポケットの中で握りしめてた手を
伸ばしてみようと思う
後ろを歩く君へ
#194
2013年11月11日

似た者同士は
言葉を交わさなくても
感じ取る事が出来るのかも知れない
感じるからこそ
言葉に出来ないのかも知れない
それでもただ傍に居てくれるのは
自分も同じ気持ちだったからかも
知れないんだ