> HOME > 2012年01月03日

  

Posted by at

真夜中の手紙 # 007

2012年01月03日







見上げて居ては


足元の影に気づかぬままで


俯いてばかりでは


頭上の光が見えなかった


だからもう


前を見て歩もうと決めたのだ



  


Posted by ひでめろ at 01:16Comments(0)

真夜中の手紙 # 006

2012年01月03日







孤独から逃れるために


辿り着いた先が


本当の孤独なんだと知った夜


暗闇に浮かぶ月の光は


血液よりも紅く観えていた



  


Posted by ひでめろ at 00:47Comments(0)

真夜中の手紙 # 005

2012年01月03日







誰も居なくて


淋しいだなんて


思ったことはない


けれども


それが愉しいものだと一度も


感じたこともないんだ



  


Posted by ひでめろ at 00:42Comments(0)