ひでめろ
2014年08月29日
00:38
信じて居たいことは
すでに疑っていると言う事が
自分には痛いほどよく分かっていて
それを少しでも和らげようと
都合のいい理由を探し始める
人を愛すると言う事は
喜びも痛みも分かち合うことで
共に重ねた時間が絆を深めると言うけれど
何故か痛みが多い気がする
それは未熟なせいなのか
ただの我儘なのかもしれない
人を愛することで傷つけたり
愛されることで窮屈になったり
拘束したくなったり
解放されたくなったり
愛情というものがそもそも
未完成なモノなのだろう
それ故に完璧な愛は存在せず
間違った愛も存在しないのだろう
目に観えないモノを感じて
目に観える事だけを信じて
愛は突然燃え上がり
それは突然消失する
想い合う人たちは確かめるように
「愛してる」と言う
「愛」を「してる」・・・
愛は何かをするものなのか
愛がそもそも何なのかを
知る事が出来たなら
欠落してしまったこの心のスキマを
埋めることが叶うのだろうか